ハリネズミからすると床材・敷材は人間にとっての布団のようなものです。
ハリネズミはずっと床材の上で過ごす事になるので快適に暮らしてもらう為にも、より良い床材を選んであげたいですよね。
私もハリネズミを1年間飼っていますが、歩いても音が静かな床材、掃除がしやすい床材など色々と試してきました。
今回は、ハリネズミの床材を選ぶ時のポイントやおすすめの床材を紹介します。素敵な床材を見つけてくださいね!
床材について
床材の読み方は「とこざい」と読むことが一般的に多いですが「ゆかざい」と読んでも間違えではありません。
まずは、床材の必要性、床材を交換する頻度について紹介したいと思います。
床材は必要?
ハリネズミを飼育する際は床材は絶対に必要です!!
理由としては
・足・関節などの保護(床材がないケージは硬くて滑りやすいので足を痛めやすくなります)
・防臭効果(床材が排泄物の臭いを吸収してくれます)
・マーキング効果(床材についた自分自身のにおいを察知して、ここは安全な場所だと認識します)
・防音性(ハリネズミが動く音を防音してくれます)
・遮熱性(夏場は熱を逃がして、冬場は冷えぼ防止してくれます)
・ケージの保護(ケージに傷がついてその傷の中に雑菌が入り込むのを防ぎます)
床材を交換する頻度
床材を交換するタイミングだったり、どのくらいの床材の量を敷けばいいのか迷う飼い主さんも少なくないでしょう。
床材の交換は2回に分けて行うのがベストだと言われています。
床材を毎日少量交換
床材はハリネズミの排泄物等によって毎日汚れる物なので、汚れた部分だけを取り除いて、取り除いた量だけを追加すると良いと思います。
取り除く時は使い捨てのビニール手袋を使うと便利です。
床材を1~2週間に1度、3分の2ぐらい交換
毎日床材を少量ずつ交換していても、1~2週間も経てば全体的に汚れてきます。だから休日などを利用して床材をたくさん交換してあげると良いと思います。
3分の1程残す理由としては、ハリネズミのにおいが付いた床材を残しておくという目的があります。
先ほども紹介しましたがハリネズミは床材に、においでマーキングをつける習性があるので全ての床材を入れ替えると警戒する恐れがあります。
床材の注意点
床材の注意点を挙げるとすれば、素材に気を付けてください。ハリネズミは針葉樹にアレルギーがあると言われているので床材に木材チップを使う際は広葉樹を使ってください。
ハリネズミの床材の種類
ハリネズミの床材にはたくさんの種類の床材がありますが、結局何を買えばいいの?と悩んでいる方も少なくないでしょう。
私がおすすめする床材と共に床材の種類を紹介したいと思います。
どんぐりリター
ハリネズミの床材で一番おすすめなのがどんぐりリターです。どんぐりリターの特徴としては広葉樹をペレット状にしたものです。
どんぐりスターが一番おすすめな理由としては
・歩くとザクザク音がなるので動いているのがわかる
・サイズがハリネズミの口より大きいので誤って食べてしまう危険性が少ない
・水でほぐれるので排泄物をした場所がわかりやすく掃除が簡単
・落ち着いた色合いの床材でケージ内の見映えがよくなる
ハリネズミを1年間飼ってきて色々な床材を使ってきましたが、これが一番使いやすいと思いました。どの床材を使うか悩んでいる人はまずはどんぐりリターを使ってみると良いと思います。
コーンリター
名前の通りとうもろこしが使われていて食べても大丈夫です!
コーンリターのメリットとしては
・歩くとザクザク音がなるので動いているのがわかる
・吸水性、防臭効果がある
・明るい色なのでケージ内も明るく見える
ペーパーマット
ふわふわした床材がいい!という方におすすめするのがペーパーマットです。
ペーパーマットを使うメリットとしては
・吸湿性と保温性に優れているので、夏はサラサラ・冬はポカポカ・紙なので軽くて掃除が楽・歩いても静か
・とてもふわふわで中に潜って巣作りが簡単
人工芝
ケージ内の見映えを良くしたいという方は人工芝がおすすめです!TwitterなどなどのSNS投稿している方にも人工芝を使っている人が多いですね。
まとめ
今回はハリネズミの床材について紹介しました。
まとめると
・総合的に便利で悩んでいる方におすすめしたいのがどんぐりリター
・食べても安心なのがコーンリター
・ふわふわした素材がいい方にはペーパーマット
・インスタ映えを狙うなら人工芝
床材はケージ内の印象を手軽に変えることができるアイテムなので色々試して見るのも良いと思います。
床材以外のグッズについては下記を参考にしてみてください。