ハリネズミに与える餌の選択肢として、ミルワームが思い浮かびますよね。
でも、そこで悩み理由として「ミルワーム食べてくれるかな?」「虫だから抵抗がある」と考える人も少なくはないでしょう。
私もハリネズミを4年間飼育していますが、飼い始めた頃はそういう悩みがあってミルワームを与えていませんでした。しかし、今では毎日ミルワームを与えるようになりました。
今回は、ミルワームの知識と選び方について紹介します。
ハリネズミはミルワームが大好物
ハリネズミは高たんぱく質の餌が大好きです。ミルワームにはたんぱく質がたくさん含まれているので、ハリネズミにとってはミルワームが大好物です。
ハリネズミを4年間飼育をしていて、いろいろな餌を試してきましたが、食いつきが一番いいのはミルワームですね。餌入れに入れた瞬間、匂いを嗅ぎつけて寝床から出てきます。どんだけ好きなんだ。
また、ミルワームを食べることが歯磨きの代わりになり、歯周病を防ぐことができます。ペットフードなど歯の隙間に挟まった餌が取れる作用があります。
ミルワームの与えすぎも良くない
ハリネズミにとって大好物なミルワームですが、与えすぎも良くないです。
たんぱく質がたくさん含まれていますが、脂質もたくさん含まれているので、太る原因となります。
だから、ミルワームをメインの餌にするというよりかは、ハリネズミフードとミルワームを2:1の割合で混ぜて与えるのがよいでしょう。
ミルワームの種類と選び方
ミルワームの種類には「活きミルワーム」「生ミルワーム」「ドライミルワーム」「粉末ミルワーム」の4種類があります。
活きミルワーム
生きているミルワームです。動くのはもちろんのこと、独特なにおいもします。
餌としてあげるときは、ピンセットやお箸でつまんで、直接与えるのがよいです。また、冷蔵保存で冷やすことによって、ミルワームの動きが遅くなるので、与えるときは一度冷やしてからの方がよいです。
ミルワームの種類の中でも最もたんぱく質がたくさんあるのが魅力的ですが、虫が苦手な人にはおすすめしません。上級者向けです。
見た目:生々し
におい:独特な臭いがする
保存方法:冷蔵保存
生ミルワーム
ミルワームを加熱処理して作られた、生ミルワームです。動いたりはしませんが、見た目の生々しい感じは残っています。虫が苦手な人にはおすすめできません。
においは、加熱していることもあり、気になるにおいではありません。ツナ缶を開けた時のようなにおいです。
見た目:生々しい
におい:気にならない程度ににおいがする
保存方法:開封前は常温保存、開封後は冷凍保存
ドライミルワーム
ミルワームを乾燥させて作られた、ドライミルワームです。動くことはもちろんないですし、活きミルワーム・生ミルワームと違って見た目も生々しくないので、虫に抵抗ある人にもおすすめです。乾燥しているので、すごく軽くて中身もスカスカなので、少し力を入れるとすぐにつぶれてしますので、軽くすくうような感じで与えましょう。
においは、活きミルワーム・生ミルワームと比べて気にならない程度のにおいとなっています。
見た目:活き・生ミルワームと比べると、生々しくないが形は残っている
におい:気にならない程度ににおいがする
保存方法:常温保存
ミルワームパウダー
ミルワームを粉末加工して作られた、ミルワームパウダーです。形は全く残っていないので、虫が苦手な人でも大丈夫です。もちろんたんぱく質は豊富なので、ハリネズミフードに混ぜて与えると、良いです。
見た目:粉末
におい:気にならない程度
保存方法:常温保存
まとめ
今回は、ミルワームの知識と選び方について紹介しました。
ハリネズミにとってミルワームは大好物なので、ハリネズミが餌を食べてくれない時に試して見てはいかがでしょうか?いきなり活きミルワームを買うのは抵抗があると思いますので、まずドライミルワームから試して見るのがおすすめです。