正しい勉強方法がわかっていない人
もっと効率がいい勉強方法が知りたい人
Azure・Microsoftの資格に落ちた人
さっそくですが問題です。
下記は問題番号1~5をそれぞれ4回解いた結果の記録表です。
正しく勉強ができてるのは、問題番号1~5のどれでしょうか?
解答
【問題番号3】だけが意味のある勉強です。
解説
【問題番号1】
正解と不正解を交互に繰り返しています。
知識が正しく定着していなので、正解したり不正解になったりしています。
【問題番号2】
こちらも【問題番号1】と同様の理由で、意味のない勉強になっています。
【問題番号3】
1回目,2回目は不正解ですが、正しく知識を定着させて3回目,4回目は正解になっています。5回目を解いても正解する可能性が高いと考えられます。
【問題番号4】
全て不正解となっています。もっとも意味のない勉強といえます。
【問題番号5】
1回目は正解していますが、2回目以降は不正解です。
1回目は偶然正解したので、知識が定着していると勘違いしたが、実際は知識が定着できていないパターンです。
上記の問題では、わかりやすいパターンを例にあげましたが、読者の方は正しい勉強をできていると自信を持って言えますか?
正しい勉強ができていないと、勉強の効率がとても悪いです。
例えば、下記も意味のない勉強です。
正解できる問題を解き続けることも、意味のない勉強です。
この記事では、「Microsoft・Azureの正しい勉強のやり方」を紹介します。
正しい勉強のやり方を身に着けて、効率よく勉強しましょう。
試験勉強とは何か言えますか?
試験勉強は、「苦手な問題」を「得意な問題」にすることで点数が上がり合格する可能性を
高める行為です。
「苦手な問題」を繰り返し解くことによって「得意な問題」を増やして、「苦手な問題」を
減らしていきます。
「得意な問題」を繰り返し続けても点数は上がりません。
上の記録表で例えると
1回目は4問中1問しか正解できませでしたが
3回目は4問中3問も正解できるようになっています。
【問題番号1】と【問題番号2】が意味のある勉強と言えます。
不正解だった【問題番号4】をしっかり見直すと点数が上がりそうですね。
【問題番号3】は4回目以降、解く必要がないです。
正しい勉強のやり方
勉強の進め方
Microsoft・Azureの資格勉強は
【ステップ1】
インプット
【ステップ2】
アウトプット
の順で進めるのが良いと思います。
先にインプットをする理由
他の資格では「過去問題集を解いて不正解の問題だけインプットする」とい方法もあります。その理由は、試験範囲が膨大だからインプットする範囲を絞るためです。
しかし、Azure・Microsoftの資格は範囲が狭くてインプット量も少ないので、先にインプットを終わらせるのがおすすめです。
インプット
インプットする方法は2つあります。
無料オンライン講座
Microsoft Learn
私は無料オンライン講座をおすすめします。
無料オンライン講座をおすすめする理由
「無料オンライン講座」と「Microsoft Learn」を比較した表です。
- 短時間でインプットが終わる
- 図解でわかりやすい
- おかしな日本語翻訳がない
- ドキュメントの量が多くて時間がかかる
- 図解がなく、文章のみでわかりづらい
- おかしな日本語翻訳がある
インプットするならオンライン講座!
インプットのポイント
はじめのインプットの段階では、全体概要を把握することに重点に置いて進めるのがおすすめです。
「どんな機能があるのか?」「この機能は何のためにあるのか?」に注目しましょう。
細かい論点は後回しにします。
細かい論点の勉強タイミングは、アウトプットでつまづいたときにやりましょう。
アウトプット
アウトプットの方法は2つあります。
過去問題集
作成者独自の問題集(udemy等)
私は過去問題集をおすすめします。
過去問題集をおすすめする理由
Azure・Microsoftの試験は過去問と全く同じ問題が出題されます。
だから、過去問題集を解けるようになった方が効率がいいです。
udemy等で販売されている、予想問題集をやるのは非効率です。
アウトプットするなら過去問題集!
過去問題集の使い方
① 1 周目は全問題を解きます。
② 2 周目は「1 周目で不正解の問題」だけを解きます。
③ 3 周目は「2 周目で不正解の問題」だけを解きます。4 周目以降も不正解の問題だけを解き続けます。
④ 不正解の問題がなくなったら、再度全問題を解いて解けない問題がないか見直しを行います。
上記の表では、解ける問題をスキップして
【問題番号1】を1回
【問題番号1】を2回
【問題番号3】を3回
合計6回解いています。
もし、解ける問題をスキップしていなかったら
【問題番号1】を3回
【問題番号1】を3回
【問題番号3】を3回
合計9回解くことになります。
解ける問題をスキップすることにより効率が1.5倍よくなります。
今回は3問だけですが、100問解くことを考えると、効率はかなり変わってくると思います。
Azure・Microsoftの試験は完璧を目指すな
Azure・Microsoftの資格試験で、問題を間違える理由は3つあります。
知識不足
ケアレスミス
日本語の意味が理解できない
この3つのうち、一番下の「日本語の意味が理解できない」がMicrosoft・Azureの試験で一番ネックになってきます。
某サイトでは以下のように言われています。
Microsoftの問題は、言葉遣いが下手すぎて何を聞いているのか分からない。
受験生みんなが、「Microsoftの日本語がわからない」=「誰も解けない」問題が多数あるので、完璧を目指す必要はありません。
まとめ
今回は「正しい勉強方法」について紹介しました。
インプットは、オンライン講座
アウトプットは、過去問題集
過去問題集を正しく使って、効率よく勉強する
「この記事のおかでげ効率よく合格できた!」と思ってもらえると幸いです。